東京電力エリアで、電気とガスをセットにできる会社を一覧にしてみました。
それぞれの会社の特徴やメリット・デメリットをまとめています。
これから電気とガスをセットにまとめる予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
東京電力
東京電力の特徴
- 電気とガスは必ずセット契約が必要
- 東京ガスの一般料金(ガス契約)より約3%安くなる
- 電気とガスのセットで電気代が年間1,200円割引される
東京電力のガスの供給エリア
東京電力の都市ガス供給エリアは、電気と異なります。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県
※供給エリアが一部地域のみのところもあります。
メリットとデメリット
メリットとしては、
「電気代よりもガス代を安くしたい」場合は、セットでまとめることにより、東京ガスよりも安くなることがあります。
反対にデメリットとしては、
「電気代を安くしたい」、「電気代とガス代が毎月同じくらいの金額」などの場合、東京電力で電気とガスをセット契約してもあまりお得になりません。
あと、何年利用していても、解約時にかかる解約手数料540円には注意が必要です。
東京ガス
東京ガスの特徴
- ガスと電気をセットにすると、毎月の電気料金の基本料金から270円割引になる(ずっとも電気1Sは対象外)
- 電気代が高くなればなるほど東京電力よりも安くなる
- 手続きがかなりカンタン(QRコードを読み取って、ガスと電気の検針票を撮影してアップするだけ)
東京ガスの電気の供給エリア
東京ガスの電気を利用できるのは、以下の地域です。
東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 茨城県 栃木県 群馬県 山梨県 静岡県(富士川以東)
メリットとデメリット
メリットとしては、
- 東京電力のセット割と比較した場合、東京ガスでセットにしたほうが安くなることが多い
- dポイントやTポイントなどに交換できるポイント還元率が高い
デメリットとしては、
「電気代よりもガス代を安くしたい」場合はあまりメリットがないので、次に紹介する「東急パワーサプライ」でまとめた方が安くなるでしょう。
東急パワーサプライ
東急パワーサプライの特徴
- 月々の料金に関わらず、東京電力の従量電灯B(電気の契約)よりも電気代が安くなる
- 月々の料金に関わらず、東京ガスの一般契約(ガスの契約)よりもガス代が安くなる
- 東急グループのケーブルテレビや関連サービスも安くなる
東急パワーサプライの供給エリア
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県
メリットとデメリット
メリットとしては、
電気は東京電力、ガスは東京ガス、といったように別々に契約しているよりも、東急パワーサプライでセット契約したほうが光熱費が安くなります。
デメリットとしては、
割引率がそれほど高くないので、そこまでの節約効果は見込めません。
東急の関連サービスを利用していないのであれば、東京ガスでセット契約したほうが良いでしょう。
J:COM
J:comの特徴
- ジェイコムのサービス(ネットやTV)を利用していないとメリットが出ない
- JCOMにまとめることで、電気代・ガス代・インターネット回線・ケーブルTVなどの料金が安くなる
- オール電化住宅にも対応
J:comの供給エリア
- 電気:札幌、仙台、関東、関西、下関、福岡、熊本、大分
- ガス:東京ガス、大阪ガスの供給エリア
メリットとデメリット
メリットは、
インターネットやテレビなどのサービスをJ:COMで利用しているなら、ジェイコムでセット契約した方がお得です。
デメリットとしては、
ジェイコムのサービスを利用していなければ、ほとんどメリットがないので、東京電力 or 東京ガスでセット契約したほうが良いでしょう。
サイサン(エネワンでんき)
サイサン(エネワンでんき)の特徴
- 東京電力従量電灯B 30A以上を契約していればメリットがある
- サイサンと契約していなければメリットはない
- 1年未満の解約の場合は事務手数料3,000円が必要
サイサン(エネワンでんき)の供給エリア
北海道・東北・東京・中部・四国・九州
メリットとデメリット
メリットとしては、
すでにサイサンとガスやウォーターサーバーの契約をしているなら、セット割引が適用されるのでお得になります。
デメリットは、
電気代が特別安いわけではありません。
なので、「電気代が高い」とお困りであれば、ガスはサイサンで契約したままで、電気の契約だけをLooopでんきに切り替えたほうが安くなるかもしれません。
京葉ガス
京葉ガスの特徴
- 「東京電力で電気を契約中で、従量電灯B・30A以上」の条件にあてはまれば、東京電力よりも電気代が安くなる
- 京葉ガスのガスを契約していることがセット割の条件
メリットとデメリット
メリットとしては、
条件にあてはまれば、東京電力よりも電気代が安くなることです。
デメリットは、
電気代が特別安いわけではありません。
なので、「京葉ガスで電気とガスの請求を絶対に1つにまとめたい!」というわけでなければ、ガスの契約は京葉ガスのままで、電気だけLooopでんきに切り替えたほうが安くなるかもしれません。
大東ガス
大東ガスの特徴
- 電気は大東ガスの都市ガス供給エリア内での販売
- 東京電力従量電灯Bと比べて電気代が安くなる
- 適用範囲が契約電流10A~60Aまでと広い
メリットとデメリット
メリットは、
電気の契約を東京電力のままにしておくよりは安くなります。
デメリットは、
電気代が特別安いわけではありません。
なので、「大東ガスで電気とガスの請求を絶対に1つにまとめたい!」というわけでなければ、ガスの契約は大東ガスのままで、電気だけLooopでんきに切り替えたほうが安くなるかもしれません。
河原実業
河原実業は東京電力の販売代理店なので、東京電力の電気料金と同じです。
なので、セットでまとめたらからといって電気代が安くなるわけではありません。
なので、まとめるメリットが見当たらない・・・、といった感じです。
「河原実業で電気とガスの請求を絶対に1つにまとめたい!」というわけでなければ、電気だけLooopでんきに切り替えたほうが安くなるかもしれません。
まとめ
東京(関東)で電気とガスをセット契約できる会社を紹介しました。
どこの会社もそれぞれメリットデメリットがあるので、ご自身に合ったサービスを選ぶようにしてください。
今回比較した結果でいうと、下記のような順番です。
ただし、現在の契約プランや月々の光熱費によっても結果が変わるので、契約を変更する前に料金シミュレーションをしてくださいね。
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