東京ガスの電気に変更する一番のメリットは、”毎月の電気代が東京電力より安くなる”ということですが、「安くなります」と言われると、どうしても気になるがデメリットではないでしょうか?
電力自由化・ガス自由化になったものの、契約を変更していないご家庭がまだまだ多いです。
その理由として多いのが、「よくわからない」「面倒」です。
安くなるといわれても、意味や仕組みがわからないものに変更しようとは思いませんよね。
ただ、反対に「デメリットがなくて、手続きが簡単なのであれば切り替えたい」という方が多いのも事実です。
今回は、東京電力から東京ガスの電気に切り替える場合のデメリットや変更点について、詳しく解説していきます。
東京ガスの電気のデメリット
電気代とガス代を支払うタイミングはどうなるの?
などなど、東京電力から東京ガスの電気への切り替えにあたり、疑問や不安もあると思います。
1つ1つ問題を解決していきましょう!
東京ガスの電気に切り替えると停電になりやすい? 緊急時の対応は?
東京電力を利用している場合、停電や緊急時の対応は東電が処理や対応をしますよね。
では、東京ガスの電気に切り替えた場合はというと、東京電力が対応します。
※一次対応は、東京ガスが行います。(停電になった時は東京ガスに連絡)
ですので、例えば地域一体が停電している、というような場合、復旧にあたるのは今まで通り東京電力の仕事になります。
東京ガスの電気に切り替えると停電時の復旧が遅くなる?
東京ガスの電気に切り替えたご家庭だけ対応が遅くなる、というようなことは絶対にありませんので、安心してください。
東京電力から東京ガスの電気に変更すると何が変わる
電気使用量の検針票はどうなる?
東京ガスの電気に切り替えると、東京電力の検針票はなくなり、東京ガスの検針票にかわります。
ガスと電気の使用量や金額などが、1枚の用紙にまとめて記載されたものです。
東京ガスで電気もガスもまとめると請求金額は合算請求される?
東京ガスで電気とガスをまとめると、合算された金額が請求されます。
ただ、この合算請求にも、実は3パターンあります。
- ガスと電気、同じ月の使用料金が請求される(※例 10月分請求金額は、10月のガス代と10月の電気代の合算金額)
- 電気がガスより1ヶ月遅れ(※例 10月分請求金額は、10月のガス代と9月の電気代の合算金額)
- 電気がガスより2ヶ月遅れ(※例 10月分請求金額は、10月のガス代と8月の電気代の合算金額)
ガスと電気をまとめたからといって、検針日が同じ日になるわけではないんですよ。
電力会社やガス会社が変わっても、検針日というのは今までと変わりません。
ですので、必ずしも同じ月のもので合算されるわけではないんです。
電気代の請求月がガスよりも遅れるパターンの場合、東京ガスの電気から他の電力会社に切り替えたとしても、解約後1ヶ月(もしくは2ヶ月)は東京ガスから電気代の請求がきます。
これを覚えておかないと、「解約したのに、まだ電気代の請求が来ている!」、と焦るハメになってしまいますね。
ちなみに、検針票を見れば、何月分の電気代とガス代の請求がきているのかを確認できますよ。
東京ガスの電気には解約金の設定がある?
東京ガスの電気プラン、「ずっと電気1」「ずっとも電気1S」に、解約金や手数料の設定はありません。
ですので、他に安くてサービスの良い電力会社があれば、いつでも契約変更することができます。
このあたりも、東京電力から東京ガスの電気に切り替える方が多い要因の1つだと思います。
東京ガスの電気のデメリット まとめ
東京電力から東京ガスの電気に切り替えても、緊急時の対応はこれまでと同じです。
電気の品質も同じものなので、停電になりやすくなるわけでもありません。
と思う方も多いですが、実は、電力会社の変更手続きはかなり簡単です。
携帯会社を変更するよりも遥かにラクで、手続きも簡単です!
インターネットからの手続きであれば、必要事項を入力するだけで完了するので、5分~10分で終わります。
「毎月の光熱費を少しでも安くしたい」とお悩みであれば、一度料金シミュレーションして、安くなるのであれば契約を変更した方が良いですね。