東京電力から東急でんきに変更する一番のメリットは、「毎月の電気代が安くなる」ということですよね。
でも、「安くなります」とか「お得です」と言われると、どうしても気になるのがデメリットです。
電力自由化になってから3年が過ぎますが、まだまだ契約を変更していない方は多いです。
契約を変更しない理由の多くは、「よくわからない」「面倒」という意見が大半を占めています。
電気代が安くなるといわれても、仕組みがよくわからないものに切り替えようとは思わないですよね。
ただ、「デメリットがなくて、本当に安くなるんだったら切り替えたい」という方が多いのも事実。
そこで、今回は東京電力から東急でんきに切り替える際のデメリットや変更点について詳しく解説していきます。
東急でんきの気になるデメリット
など、東京電力から東急でんきへの切替えにあたり、疑問や不安点もあると思います。
疑問点や不安点について1つ1つ解決していくので、切替え前に確認しておきましょう。
東急でんきの停電や緊急時の対応について
東急でんきは停電になりやすい?
Q1.電力会社を変えると新たに電線を引かなければならないのでしょうか?また、自分だけ停電が多くなる恐れはないのでしょうか?
A.今ある送配電網を使うので新たに電線を引くことにはなりません。 また、電気そのものの品質や信頼性(停電の可能性など)は、どの会社から電気を買っても同じです。 さらに、契約した電力会社が電気を調達できなかった場合でも、送配電網を管理する会社がその分を補給するので、ただちに電気の供給が止まることはありません。
電柱や電線を新しく設置するわけではないので、使う電気はこれまでと同じ品質のものです。
なのでイメージとしては、「電気代の支払先が東京電力から東急でんきに変わるだけ」という感じです。
停電になったら東急でんきに連絡するの?
東京電力で契約していれば、停電が発生したら東電に連絡すれば対応してくれますよね。
では、東急でんきに切り替えた場合はどうなるのでしょうか?
もし停電が発生した場合は、今と同じように東京電力に連絡すれば対応してくれます。
東急でんきは緊急時の対応が遅いって本当?
緊急時の対応はこれまでどおり東電が行いますし、対応の早さも同じです。
東急ガスに切り替えたご家庭だけ対応が遅くなる、というようなことは絶対にありませんので安心してください。
東京電力から東急でんきに切り替えると変わることは?
電気使用量の検針票や明細はどうなるの?
東京電力から東急でんきに切り替えると、電気の検針票や明細書は届かなくなります。
電気の使用量や請求金額は、東急でんきの「お客様専用webサイト(マイページ)」にて利用月の翌月10日前後に確認できます。
webサイトではなく、紙面の明細書を希望する場合は有料サービスもあります。
明細書発行手数料は110円/1通です。
東急でんきの支払方法は?
電気代の支払いには以下の2種類が利用できます。
- クレジットカード払い
- 口座振替
※TOKYU CARDで支払いすると、毎月の料金の1%がTOKYU POINTとして貯まる
工事や工事費は必要?
工事や工事費は必要ありません。
電気メーターがスマートメーターに切り替わっていない場合は工事が必要ですが、工事費は不要で立会いも必要ありません。
アナログメーターとスマートメーターの違い | |
アナログメーター | スマートメーター |
東急でんきには契約期間や違約金の設定があるの?
東急でんきの契約期間は、原則として1年間です。
ただし途中解約しても違約金の設定はありません。
1年間の前提で供給契約しないと、短期契約と同じ電気料金(臨時電灯といって単価が高い)と同じになってしまいます。
参考までに電気の短期契約で身近なのは、深夜の工事現場です。
道路の舗装とかよくやってますよね。
あれは1年間も同じ場所で工事しないので、短期契約(臨時電灯)になって割高な電気代になっています。
途中解約の違約金が設定されていないので、いつでも東京電力に戻すことが可能です。
東急でんきのデメリットのまとめ
東京電力から東急でんきに切り替えても、停電や緊急時の対応はこれまでと同じです。
電気の品質も全く同じものなので、停電になりやすくなるといったこともありません。
電力会社の切替え手続きは面倒、と思っている方も多いですが、実はものすごくカンタンです。
web上で氏名や住所などの必要事項を入力すれば完了です。
あとは自動的に東京電力から東急でんきに切り替わるので、特に何もする必要はありません。
「電気代を少しでも安くしたい」とお悩みであれば、一度
電力会社の切替えには1ヶ月~2ヶ月かかることもあるので、安くなるなら早めに契約を変更したほうが良いですね。