ニチデンに切り替える一番のメリットは”月々の電気代が安くなる”ということですが、「お得になりますよ」と言われると気になってしまうのがデメリットではないでしょうか?
2016年4月に小売電力が自由化されてから3年以上経ちますが、東電や関電といった既存の電力会社と契約している人が多いです。
「電気代が安くなるのに、なぜ切り替えないのか?」
切替えしない理由に多いのが、「よくわからない」「面倒」という声です。
たしかに「お得になりますよ」と言われても、よくわからないものや切り替えが面倒なものに変更しようとは思わないですよね。
そこで、今回はニチデンに切り替える場合のデメリットや変更点について、詳しく解説していきます。
ニチデンの気になるデメリット
ニチデンに切り替えるにあたり、疑問点もあるかと思います。
1つ1つ解決していくので、切替え前にチェックしておきましょう!
【先に結論】
ニチデンに切り替えても、デメリットと呼べるデメリットはありません。
ニチデンの停電や緊急時の対応について
ニチデンになると停電しやすい?
Q.電力会社を変えると新たに電線を引かなければならないのでしょうか?また、自分だけ停電が多くなる恐れはないのでしょうか?
A.今ある送配電網を使うので新たに電線を引くことにはなりません。 また、電気そのものの品質や信頼性(停電の可能性など)は、どの会社から電気を買っても同じです。 さらに、契約した電力会社が電気を調達できなかった場合でも、送配電網を管理する会社がその分を補給するので、ただちに電気の供給が止まることはありません。
電力会社が変わっても使う電気は今までと同じものです。
なので、ニチデンに切り替えたからといって、「停電しやすくなる」とか「電気が暗くなる」といったことはありません。
停電になったらどこの会社が対応するの?
東京電力や関西電力などで契約していた場合、停電が発生したら東電や関電に連絡すればいいですよね。
では、ニチデンに切り替えた場合は??
法律で定められているので、電力会社が変わっても、地域の大手電力会社(東電や関電)などが緊急時には対応します。
ニチデンは停電時の対応が遅いって本当?
ニチデンに切り替えた家だけ対応が後回しにされる、、、なんてことは絶対にありませんよ。
ニチデンに切り替えて今と変わることは?
電気の使用量や検針票はどうなるの?
ニチデンに乗換えると、電気の使用量や検針票は届かなくなります。
毎月の電気使用量や請求金額は、ニチデンのマイページで確認することができます。
明細書の発行も可能ですが、1通につき220円必要です。
ニチデンの料金の支払い方法は?
電気代の支払いには以下の3種類があります。
- クレジットカード払い
- 口座振替
- コンビニ払い
※コンビニ払いの場合、別途220円/月が発生
ニチデンへの切替え時に工事や工事費は発生する?
切替えの際に工事や工事費は発生しません。
ただし、電気メーターがスマートメーターに切り替わっていない場合は工事が必要です。
もし工事が必要になった場合でも、工事費・立会いは不要です。
アナログメーターとスマートメーターの見た目 | |
アナログメーター | スマートメーター |
ニチデンには契約期間や解約金はあるの?
ニチデンの契約期間は1年ですが、途中解約しても違約金はかかりません。
ただし、6ヶ月以内に解約した場合は2,200円(税込)の解約事務手数料がかかってしまいます。
6ヶ月経過後は解約事務手数料も必要ありませんので、0円で解約可能です。
ニチデンのデメリットのまとめ
電気の契約をニチデンに切り替えても、停電になる可能性や停電時の対応などは、これまでと同じです。
初期費用や工事も必要なく、デメリットと呼べるようなデメリットがないのが、電力自由化の仕組みです。
ニチデンへの切り替え手続きは、氏名・住所・連絡先を入力して、電気の検針票の画像をアップするだけです。
あとは何もしなくても手続きが進むので、特にすることはありません。
「毎月の電気代、少しでも安くしたい・・・」とお悩みであれば、一度料金シミュレーションしてみるのが良いですね。
ニチデンへの切替えには1ヶ月~2ヶ月程度かかることもあるので、シミュレーションの結果安くなるのであれば、早めに契約変更してしまいましょう。