Looop(ループ)でんきの申込みに限らず、保険やクレジットカードなどの契約手続きの時に登場するのが約款です。
ただ、この約款、正直読むのが面倒ですよね。
「どこを読んだらいいのかわからない・・・」
「何が書いてあるのかわからない・・・」
「要点だけ説明してくれればいいのに・・・」
わざと難しく書いているのでは?、と思うほどわかりにくいですよね。
でも、約款に同意しないと次に進むことができない仕組みになっています。
そんな約款をわかりやすくポイントを押さえて解説していきます。
【おうちプラン】Looopでんきの約款はどこを読めばいいの?
Looopでんきの申し込み手続きで最初につまづくポイントが、約款の確認だと思います。
「電気供給約款の内容をご確認してください」とありますよね。
そして、「電気供給約款はこちらからご確認いただけます」の「こちら」をクリック(タップ)すると、約款情報が出てきます。
約款は全部で10項目ありますが、全て読む必要はありません。
おうちプランの場合、【各種約款 低圧(家庭・事業者・商店)のお客様】のうちの3つのみです。
- Looop電気供給約款
- 電気料金種別定義書【おうちプラン】
- 供給条件事項説明書【おうちプラン・ビジネスプラン・動力プラン】
ただ、中身を開くと、どれも難しい言葉で書いてあるので、訳がわからなくなってしまいますよね。
なので、Looopでんきのおうちプランの約款の内容について解説していきます。
Looopでんきの約款のおおまかな内容
まずは、おおまかな内容の確認で、そのあともう少し詳しく中身を解説していきます。
Looop電気供給約款の内容
- Looopでんきの契約に関することについて
- 料金の計算方法や支払いに関することについて
- 電気の供給が停止や中止されることについて
- 名義変更や解約について
などについて書かれています。
電気料金種別定義書【おうちプラン】の内容
- 提供エリアや【おうちプラン】の申込み条件
- 電気料金の計算方法
- ソーラー割やLooopでんち割などの割引サービス
- 電気料金の単価
などについて書かれています。
供給条件事項説明書【おうちプラン・ビジネスプラン・動力プラン】の内容
- Looopでんきに申し込みしたら、いつ切り替えになるのか
- 電気料金について
- 工事費について
- 契約期間や解約について
Looopでんきの約款で注意して見るべきポイントやデメリット!
Looop電気供給約款の内容
Looopでんきの契約に関することについて
Looopでんきの契約期間は1年間で、1年の契約が満了する15日前までに解約と言わない限り自動更新で契約が続きます、というものです。
電気の契約は東京電力や関西電力でも自動更新になっています。
自動で更新されないと、ある日突然停電になってしまう可能性がありますので。
料金の計算方法や支払いに関することについて
電気料金の計算期間は、前の月の検針日から当月の検針日の前日までの期間が1ヶ月として計算されます。
料金の支払い期限は、請求された月の翌月末日です。
支払い方法はクレジットカード払いになりますが、登録したカードで支払いNGなどの場合は、別のクレジットカードを登録する必要があります。
クレジットカードで請求できなかった料金は、払込用紙で支払うことになります。
電気の供給が停止や中止されることについて
今までと同じように電気を使っていれば、電気の供給が停止されたり中止されることは、ほとんどありません。(災害や事故などは除きます)
電気設備を改造したり、故意に損傷させた場合には、電気の供給が停止されることがあります。
また、メーターを改変して電気料金の請求をごまかそうとした場合、不正に利用した金額の3倍の料金が請求されます。
つまり、不正に利用したりしなければ大丈夫ということですね。
名義変更や解約について
現在の電気の名義を変更する場合は、Looopでんきの契約が完了(利用開始)になってから変更することが可能です。
電気の契約を終了する場合は、10日前までにLooopでんきに連絡が必要です。
電気料金の支払い期日(請求月の翌月末日)を15日過ぎても料金の支払いがない場合は、強制解約になります。
といったようなことが書かれています。
電気料金種別定義書【おうちプラン】の内容
提供エリアや申込み条件に関しては既に確認されていると思いますので、問題はないかと思います。
関西・中国・四国の場合は、従量電灯AやBなどの単純な契約ですが、その他の地域は電流(アンペア)契約の選択があるので、そこだけ間違えないように注意が必要ですね。
電気料金の計算方法
電気代の計算は、電気使用量×料金単価になります。
この他に「再生可能エネルギー発電促進賦課金」などの料金が別途必要です。
「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は、電気を使っている全ての人が支払わなくてはいけないお金なんです。
つまり、Looopでんきじゃなくても支払う必要があるということですね。
ソーラー割やLooopでんち割などの割引サービス
太陽光発電を設置している家庭や、Looopでんち(蓄電池)を購入した方はLooopでんきの料金単価が更に割引される、というものです。
太陽光発電は設置していないし、Looopでんちを購入する予定もない、という方は気にする必要のない内容です。
供給条件事項説明書【おうちプラン・ビジネスプラン・動力プラン】の内容
Looopでんきに申し込みしたら、いつ切り替えになるのか
申し込みの登録内容に間違いがなければ、手続きが完了した月の検針日、もしくは翌月の検針日になります。
申し込みの登録内容というのは、現在契約している電力会社の名義と同じ名義でLooopでんきを申し込みしているか?とか、お客様番号や供給地点番号に間違いはないか?などが間違っていないかということです。
電気料金について
Looopでんきの「料金単価」や「再生可能エネルギー発電促進賦課金」などのことについて書かれています。
Looopでんきは基本料金が0円なので、1ヶ月の電気代の計算は「使用量×料金単価」になります。
あとは、先ほども出てきましたが「再生可能エネルギー発電促進賦課金」などが別途必要になります。
工事費について
電力会社の契約を変更(スマートメーターへの取替え)するとき、工事費は原則無料です。
工事費がかかるとすれば、配線不良や外壁不良の場合などですね。
あまりない事例ですし、もし工事費がかかる場合は説明がありますので、それほど気にすることではないですね。
契約期間や解約について
Looopでんきの契約期間は1年間です。(途中解約の場合でも違約金は0円)
引っ越しする場合は10日前までに連絡が必要。
Looopでんきから契約を解除する場合もある、といったようなことも記載されています。
Looopでんきから契約を解除される場合というのは、電気料金を支払わなかったり、明らかに電気を使っていない場合などです。
以上、約款の内容を簡単にまとめて説明しましたが、申込みの際はご自身でも必ず確認するようにしてください。
Looopでんきの約款はどこを読めばいい? わかりやすく内容やデメリットを紹介|まとめ
Looopでんきの約款について紹介しました。
電力会社の契約変更は、「今と同じように使っていても、料金の支払先を変えるだけで電気代が安くなる」というようなイメージです。
ですので、約款の内容についてはそれほど気にする必要はないのでは、と個人的には思います。
約款の内容がよくわからずに申込みが遅くなってしまうと、切替日も遅くなってしまいます。
1ヶ月切替えが遅くなると、1ヶ月分高い電気代を払うことになってしまうので勿体ないですよね。
1ヶ月1,000円電気代が安くなる場合、1,000円を捨てているのと同じことなので早めの手続きをオススメします。
【要チェック!】Looopでんきの超まとめ|なぜ安い?メリットやデメリット|切り替え手続きや注意点!
これを見れば、Looopでんきのことが全部わかります!