大阪ガスを利用していると、「あなたの家の電気代は年間で○円安くなります」というような内容の案内が届くと思います。
しかも、「手続きはハガキひとつで終わります」と、切り替え手続きの簡単さもアピールしているので、リスクがなく安くなるのであれば、変更した方がお得ですよね。

とお考えのあなた!
切り替え手続きをするのは、まだ早いです!!
- 大阪ガスで電気とガスをまとめると、どのくらい安くなるのか?
- 電気を大阪ガスに変更すると、関西電力に戻す際にデメリットがあるのか?
などについて、詳しく解説していきます。
大阪ガスで電気もガスもまとめると安くなる?|お知らせの金額はメーターで確認している?
大阪ガスのチラシやハガキを見て、たまに質問をいただくのが、

ということです。
大阪ガスの案内に載っている料金は、あなたの家の電気代を調べたわけでも、メーターを見て計算したわけでもありません。
ガス代の使用量や金額、その他の条件に基づいておおよその金額で試算されたものです。
1件1件のご家庭について調べていたらキリがありませんよね。
しかも、もし勝手にそんなことをしていたら、モラル的にもどうなの?という問題です。

ちなみに、関西電力からお知らせがきたときに、○円ガス代が安くなりますと記載があっても、それもおおよその金額の試算です。
大阪ガスの電気は関西電力と比べてどのくらい安くなる?
関西電力から大阪ガスの電気に切り替えて安くなる金額は、3%~5%です。
大阪ガスの電気料金メニューは7つありますが、一般家庭の場合は3つの中から選ぶことになります。
- ベースプランA-G
- ベースプランA
- 家庭用ガス発電プラン
※他に、「スタイルプランP」という、契約期間中Amazonプライムがついてくる、という謎のプランもありますが、ここでは省略します。

1.大阪ガスベースプランA-G
大阪ガスの都市ガスを契約している方向けのプランです。
このプランが一番多いと思います。
2.大阪ガスベースプランA
大阪ガスの都市ガスの契約がない方向けのプランです。
個人的には、このプランを選ぶメリットを感じません。
わざわざ大阪ガスの電気にしなくても、他の安い電力会社を選んだ方が良いですね。
3.大阪ガス家庭用ガス発電プラン
エネファームやエコウィルを使っている方向けのプランです。
エネファームやエコウィルを使っている場合は、関西電力よりも大阪ガスの電気に切り替えた方がおトクです。
大阪ガスで契約しているプランが「一般契約」「もっと割契約」の方は、関西電力の「なっトクパック」で契約をまとめた方が電気代とガス代が安くなりますよ。
>なっトクでんき(なっトクパック)の仕組みやデメリット!大阪ガスの電気とどちらがお得?
大阪ガスの電気に切り替え|関西電力に戻すときのデメリット


ただ、関西電力のプランによっては戻すことができなくなるので注意してください。
現在、関西電力の「はぴeプラン」を契約している場合は、他社に切り替えてしまうと、はぴeプランに戻すことができません。
その理由は、関西電力がはぴeプランの新規受付を終了している為です。
関西電力の従量電灯A・従量電灯Bであれば、大阪ガスに切り替えると安くなる可能性があります。
ただし、毎月の電気代によっては、期待しているような割引を受けられないことも多いです。
大阪ガスの電気にまとめると光熱費は安くなる?|まとめ
大阪ガスから届く案内に記載されている割引金額は、おおよその試算で作られたものですので、あなたの家に合わせたものではありません。
関西電力から切り替えた場合、安くなる割合は、おおよそ3%~5%です。
大阪ガスには、
- ベースプランA-G
- ベースプランA
- 家庭用ガス発電プラン
3つのプランがありますが、「1.ベースプランA-G」にあてはまる家庭が多いと思います。
切り替えにあたってデメリットはとくにありませんが、毎月の電気料金がある程度高くないとメリットがありませんので、切り替える前に必ずシュミレーションするようにしてください。