「一人暮らしの場合、大阪ガスと関西電力、どちらでまとめる方が良いのか?」
新社会人の方や大学生の方から、よく受ける質問です。
毎月の料金を高く払ったからといって、
電気が明るくなるわけでも、ガスの火力が強くなるわけでもないので、料金は安い方がいいですよね。
この記事を見てもらえれば、大阪ガスと関西電力、どちらでまとめるべきかがハッキリわかります!
この記事でわかることを手短にまとめたものが下記です。
大阪ガスと関西電力どちらが安い?
- 【結論は?】関西電力で「ガス」と「電気」をまとめた方がお得
- 【なんで?】料金単価が関西電力の方が安いから
- 【ほんとに?】料金の比較をした結果、関西電力の方が安くなった
現在自宅で「ガス床暖房」や「エネファーム」などの器具を使っていなければ、
関西電力でガスと電気をまとめた方がお得になります。
※一人暮らしで「床暖房」や「エネファーム」などのプランを契約している方は、ほとんどいません。
エネファームとは、自宅で発電して電気を作ることができる、家庭用燃料電池のことです。
ここからは、もっと詳しく大阪ガスと関西電力の比較について解説していきます。
【大阪ガスと関西電力】一人暮らしに最適なのが関西電力の理由|料金単価が安いから
関西電力でガスと電気をまとめた方がいい理由は、
料金単価が関西電力の方が安いからです。
例えば、産地も品種も全く同じ豚肉が、
- 100g150円
- 100g75円
だったら、100g75円で買った方が絶対に安くなりますよね。
電気とガスもこの豚肉の計算と同じです。
念のため
関西電力でまとめる = 電気は関西電力で契約、大阪ガスで契約している「ガス」は関西電力のガス(関電ガス)に変更する、
ということです。
反対に、大阪ガスでまとめる = ガスは大阪ガスで契約、関西電力で契約している「電気」は大阪ガスの電気に変更する、
ということです。
大阪ガスと関西電力の【電気料金単価】を比較
大阪ガス | 関西電力 | |
最低料金 | 285.0 | 285.0 |
電力量料金 | ||
15kWhをこえ120kWhまで | 20.31 | 20.31 |
120kWhをこえ300kWhまで | 24.90 | 24.10 |
300kWh超過分 | 27.80 | 27.80 |
※大阪ガス「ベースプランA-G」と関西電力「なっトクパック」の比較
最低料金は同じですが、電力量料金がわずかに関西電力の方が安いです。
つまり、関西電力に切り替えた方が安くなるということです。
大阪ガスと関西電力の【ガス料金単価】を比較
大阪ガス | 関西電力 | ||
0㎥から20㎥まで | 基本料金 | 759.0 | 758.90 |
従量料金 | 174.81 | 158.77 | |
20㎥をこえ50㎥まで | 基本料金 | 1364.81 | 1262.33 |
従量料金 | 144.52 | 133.66 | |
50㎥をこえ100㎥まで | 基本料金 | 1635.74 | 1266.83 |
従量料金 | 139.10 | 133.53 | |
100㎥をこえ200㎥まで | 基本料金 | 2074.72 | 1683.41 |
従量料金 | 134.71 | 129.34 | |
200㎥をこえ350㎥まで | 基本料金 | 3506.75 | 3043.33 |
従量料金 | 127.55 | 122.52 | |
350㎥をこえ500㎥まで | 基本料金 | 3834.72 | 3353.4 |
従量料金 | 126.62 | 121.61 | |
500㎥をこえ1000㎥まで | 基本料金 | 6981.94 | 6357.69 |
従量料金 | 120.32 | 115.58 | |
1000㎥超過分 | 基本料金 | 7307.87 | 6673.44 |
従量料金 | 120.00 | 115.27 |
※大阪ガス「ベースプランA-G」と関西電力「なっトクパック」の比較
基本料金・従量料金ともに、関西電力の方が安いです。
電気・ガスともに、関西電力の方が単価が安いので、
関西電力でセットにした方がお得になるということです。
大阪ガスと関西電力の「電気とガス」は全く同じ品質のもの
大阪ガスと関西電力、どちらで契約しても電気とガスの品質は全く同じものです。
停電になりやすくなる、火力が弱くなる、というようなことは一切ありません!
わかりやすくいうと、支払先(契約先)を変えるだけで毎月光熱費が安くなる仕組みです。
大阪ガスと関西電力はどっちが安いか料金比較
大阪ガスと関西電力、セットにした場合の料金を比較してみました。
料金比較① 電気代4,500円・ガス代2,400円、くらいの場合
1年間(1ヶ月)の電気代とガス代が、次のような金額の場合でシミュレーションしてみました。
【試算条件】
- 電気代:53,866円/1年間、1ヶ月の平均4,488円
- ガス代:28,615円/1年間、1ヶ月の平均2,384円
- 大阪ガスの契約プラン:一般料金
- 関西電力の契約プラン:従量電灯A
※シミュレーションは概算料金です。
※大阪ガスは「ガス」と「電気」をまとめて契約してもガス代の割引はありませんので、電気代のみのシミュレーションです。
※シミュレーションは概算料金です。
大阪ガスと関西電力、それぞれで料金シミュレーションした結果、
- 大阪ガスで電気とガスをまとめた場合:1,302円/年間安くなる
- 関西電力で電気とガスをまとめた場合:5,015円/年間安くなる
という結果になりました。
関西電力でまとめる方がお得!
料金比較②電気代6,500円・ガス代4,000円、くらいの場合
【試算条件】
- 電気代:76,188円/1年間、1ヶ月の平均6,349円
- ガス代:47,236円/1年間、1ヶ月の平均3,936円
- 大阪ガスの契約プラン:一般料金
- 関西電力の契約プラン:従量電灯A
※シミュレーションは概算料金です。
※大阪ガスは「ガス」と「電気」をまとめて契約してもガス代の割引はありませんので、電気代のみのシミュレーションです。
※シミュレーションは概算料金です。
大阪ガスと関西電力、それぞれで料金シミュレーションした結果、
- 大阪ガスで電気とガスをまとめた場合:2,022円/年間安くなる
- 関西電力で電気とガスをまとめた場合:8,728円/年間安くなる
という結果になりました。
関西電力でまとめる方がお得!
料金比較③電気代9,000円・ガス代5,000円、くらいの場合
一人暮らしの光熱費としてはかなり高めですが、一応下記のパターンでもシミュレーションしてみました。
【試算条件】
- 電気代:107,657円/1年間、1ヶ月の平均8,971円
- ガス代:59,848円/1年間、1ヶ月の平均4,987円
- 大阪ガスの契約プラン:一般料金
- 関西電力の契約プラン:従量電灯A
※シミュレーションは概算料金です。
※大阪ガスは「ガス」と「電気」をまとめて契約してもガス代の割引はありませんので、電気代のみのシミュレーションです。
※シミュレーションは概算料金です。
大阪ガスと関西電力とそれぞれで料金シミュレーションした結果、
- 大阪ガスで電気とガスをまとめた場合:4,094円/年間安くなる
- 関西電力で電気とガスをまとめた場合:11,732円/年間安くなる
という結果になりました。
関西電力でまとめる方がお得!
【結論】一人暮らしは関西電力を選ぶべき
大阪ガスと関西電力の料金比較の結果、
3パターンどの場合も関西電力の方が安くなりました。
大阪ガスでセットにした方が良いパターンは、
- GAS得プランマイホーム発電料金
- GAS得プラン床暖料金
- GAS得プランハウス空調料金
3つのいずれかを大阪ガスで契約している時です。
なので、現在の契約プランが以下のプランの場合は、関西電力でまとめましょう。
※関西電力で電気とガスをまとめるプランのことを「なっトクパック」といいます。
電気とガスをまとめる手続きは、インターネット上の手続きだけで完了します。
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大阪ガスと関西電力 一人暮らしだとどっちが安いか比較!まとめ
大阪ガスと関西電力、一人暮らしに最適なのは「関西電力」です。
関電を選んだ方が良い理由
- ガスと電気の料金単価が安いから
- 料金シミュレーションの結果関西電力の方が安いから
大阪ガスと関西電力、どちらを選んでも電気やガスの品質は全く同じものです。
同じものに高い料金を払い続けるのは一番のムダです。
電気とガスをまとめる手続きをして、実際に切り替わるのは1ヶ月後からですので、
思い立った時に手続きしておくのがオススメですよ!
公式サイトで料金シミュレーションが簡単にできるので、お得になる方でまとめるようにしてください。