基本料金が0円で、電気代は使った分だけという、業界で最もわかりやすい料金体系の親指でんき。
現在契約している電力会社よりも、電気の単価が安くなるので、契約を変更するだけで毎月1,000円以上安くなることも多いです。
親指でんきにはガスのセット割がありませんので、電気のみの契約になります。
親指でんきだけでなく、大手電力会社以外で「電気とガス」のセット割引サービスが出来る会社はほとんどありません。
でも、「せっかく親指でんきで電気代が安くなるのだったら、ガス代も安くしたい!」
そんな方の為に、ガス代も安くする方法について解説していきます。
親指でんきに切り替えてガス代も安くするには?
自宅の光熱費を簡単に安くする方法は、「電気とガスの契約を分けて契約する」ことです。
どういうことかというと、「電気は親指でんき」「ガスはカテエネ(中部電力ミライズ)や関電ガス」というような契約方法です。
ガスの契約を変更する場合、以下の2パターンに分かれます。
- 大手電力会社が提供しているプランに契約を変更する
- 現在契約しているガス会社の安い料金プランに変更する
お住まいの地域の電力会社が、電気とガスのセットプランのみしか提供していない場合は、現在契約中のガス会社で安い料金プランがないかを見直してみてください。
【ガスの契約パターンの例】
- 「東邦ガスエリア ⇒ 中部電力ミライズ(カテエネ)」 「大阪ガスエリア ⇒ 関西電力(関電ガス)
- 電力会社がガスのサービスを提供していない地域:現在のガス会社で安いプランに変更できないかを見直す
電気を親指でんきに契約変更する場合は、上記のパターンが最も良い方法です。
ガスの契約を切り替える場合、現在の契約プランに注意!
中部電力ミライズや関西電力の場合、「ガスだけの契約が可能なので安くなる」とお伝えしましたが、1点だけ注意点があります。
その注意点とは、現在契約中のガスプランが「床暖房割引」などが適用されていないかです。
ガス床暖房を利用しているご家庭の場合、ほとんどが「床暖房割引」が適用されていると思います。
中部電力ミライズのカテエネの場合は、東邦ガスの床暖料金に対抗したプランがありますので、安くなることが多いです。
ただ、中部電力ミライズ以外の地域の場合、ガス床暖房料金に対抗できるプランがありませんので、契約を変更しないようにしてください。
親指でんきに切り替えて電気代が安くなったのに、ガス代が高くなってしまっては元も子もありませんからね。
親指でんきのガスセット割引のまとめ
親指でんきにガスのセット割引はありませんので、電気とガスは別々の契約となります。
「電気とガスをまとめると○%も安くなる!」というアピールがありますが、必ずしもセットが安くなるわけではありません。
実際には「ガスと電気の契約は分けた」方が安くなります。
電気は親指でんき、ガスは関電ガスや中部電力ミライズというように、上手に光熱費を節約してくださいね。