二人暮らしや共働き世帯の場合、ガスや電気を使用する時間帯は、主に夕方~夜の間になりますよね。
光熱費の節約を考えている方からの質問で多いのが、
- 電気とガスをまとめる方がいいのか?
- 電気とガスは別々で契約しておいた方がいいのか?
中部電力ミライズや東邦ガスエリアにお住まいの場合は、ざっくり分けると選択肢は3つです。
- 電気は中部電力ミライズ、ガスは東邦ガスで契約
- 東邦ガスでガスも電気もまとめて契約する
- 中部電力ミライズで電気もガスもまとめて契約する
「光熱費を安くしたいんです」という方は、一番選ぶべきでないのは、「1.電気は中部電力ミライズ・ガスは東邦ガス」です。
今回は、電気とガスを別々の契約にしない方がいい理由とともに、東邦ガスと中部電力ミライズ、共働き世帯の場合どちらでまとめる方がお得なのか、について解説していきます。
電気とガスの契約を別々にしない方がいい理由|まとめないのは一番損をする
ガスと電気をセットで契約せずに、従来通り、別々の契約をしている方は、ほとんどの人が割高な料金を支払っています。
その理由は、電力会社もガス会社も、セットの契約を獲得する為に、安い料金プランを用意しているからです。
電気とかガスで考えるとわかりにくいかもしれませんが、携帯会社はいい例です。
昔ほどお得感はなくなりましたが、ずっと同じ会社を使っている人よりも、他の会社から乗り換えた人の方が得になる、というのは今も変わりません。
携帯電話と同じように、電気もガスも新規で契約(セットで契約)する人は、料金が割引きになります。
ですので、「電気は中部電力ミライズ・ガスは東邦ガス」というように、絶対に別契約でないと使いたくない、という方以外は、電気とガスはまとめた方が良いですね。
電気とガス 共働き世帯はまとめるなら中部電力ミライズ or 東邦ガス?
電力会社が販売している「電気・ガス」のセットと、ガス会社が販売している「ガス・電気」のセットを比べた場合、電力会社が販売している「電気・ガス」のセットを契約した方が安くなることが多いです。
会社の規模なのか、企業努力なのか、詳しくはわかりませんが、電力会社でまとめる方がお得になります。
唯一、東京エリア(東京ガスの電気)だけは、上記の条件にあてはまりにくいです。
電気を東邦ガスに切り替えた場合、どのくらい安くなる?
東邦ガスに電気を切り替えた場合、下記のようにお得になります。
※試算には燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、および電気料金に係る割引を含みません。消費税等相当額を含みます。
ガスを中部電力ミライズに切り替えた場合、どのくらい安くなる?
中部電力ミライズにガスを切り替えた場合、下記のようにお得になります。
※燃調費・原調費は含んでおりませんので、各社サイトをご確認ください
中部電力ミライズで電気とガスをセットにするデメリット
<<切り替えでよくある質問に対する答え>>
- 現在のガス配管を利用するので、工事は不要
- ガス漏れや緊急時の対応は、今まで通り東邦ガスが対応
- 東邦ガスへの解約の連絡は、中部電力ミライズがおこなう
- 途中解約の違約金はない
切り替えによってのデメリットはありませんので、ガス料金の支払いが、東邦ガスから中部電力ミライズに変わるだけ、というイメージです。
中部電力ミライズに切り替えるデメリットについては、こちらの中部電力ミライズガスのデメリットで詳しく解説しています。
電気とガス 共働き世帯の選び方|まとめ
電気やガスの使用時間帯が「夕方~夜」中心になる、2人暮らしや共働き世帯の、電力会社やガス会社の選び方について解説しました。
選択肢が
- 電気は中部電力ミライズ、ガスは東邦ガスで契約
- 東邦ガスでガスも電気もまとめて契約する
- 中部電力ミライズで電気もガスもまとめて契約する
の3つありますが、料金が一番安くなるのは、「3.中部電力ミライズで電気もガスもまとめて契約する」です。
ガスや電気の検針票があれば、手続きはネットで簡単に終わります。
「手続きが簡単でデメリットがないのに安くなる」というのが、電力やガス自由化の最大のメリットです。
手続きが遅くなればなるほど、割高な料金を支払うことになりますので、シュミレーションをして安くなるのであれば、1日も早く切り替え手続きした方が良いですね。