普段はシャワーで済ませている人も、寒い季節になるとお風呂に浸かって体を温める、という人も多いと思います。
お風呂に入ることで体は温まりますが、心配になるのはガス代ですよね。
お風呂に入って体は温まるけれど、お財布は寒くなってしまう。
そんなことにならないように、お風呂の追い炊きとお湯の入れ替えの比較や、ガス代(光熱費)の節約方法についても確認しておきましょう!
一人暮らしのお風呂追い炊きとお湯の入れ替え どっちがお得?
お風呂に入るたびに、毎回お湯を張り替えるのか?
それとも、前日の水をそのまま使って追い炊きするのか?
「お湯を捨てるのはもったいない」、と思いつつも、「追い炊きするとガス代が高くなるのでは?」と悩んでしまうところです。
追い炊きとお湯の張り替え、どちらが得なのか?
ですので、気にするだけムダじゃないかな、と思いますよ。
水の温度にもよりますが、しいて言うなら追い炊きした方が若干お得になるとは思います。
お風呂の追い炊きとお湯の張り替えを気にするのは意味がない!?
水温・お水の量・熱効率などから、ガス代を計算することもできるのですが、正直ここで紹介しても意味のないことだと個人的には思いますので省略します。
ガス代の単価もそれぞれの地域や契約している会社で違います。
ですので、計算をしたところで、あまり意味のないことなんですよ。
お風呂の追い炊きとお湯の張り替えのガス代はほとんど同じ、ということが、ガス器具でお馴染みのパロマさんの公式HPに掲載されていましたので、紹介します。
質問
浴槽に水張りをして追い焚きする場合と、自動湯はりでお湯を入れる場合とでは、どちらがお得でしょうか?回答
浴槽に水張りして追い焚きする場合と、自動湯はりでお湯を入れる場合とでは、お風呂を沸かすためのガス量はほぼ同じです。
水張りして追い焚きする場合は、時間当たりの燃焼するガス量は少ないのですが、燃焼時間が長く必要になります。
自動湯はりでお湯を入れる場合は、時間当たりの燃焼するガス量は多いのですが、燃焼時間が短くすみます。
結果、お風呂を沸かすのに必要なガス量としてはほぼ同じになります(厳密には放熱量の違いがあります)。
お風呂のお湯の入れ替え頻度が多いと水道代が高くつく
ガス代は追い炊きでもお湯の入れ替えでも、ほとんど違いはありませんでしたよね。
ただ、お湯の入れ替えは、ガス代の他に水道代も必要になりますよね。
なので、水道代を含めると追い炊きの方がお得になります。
ここで1つ注意点があります!
衛生面を考えるとお風呂の水は張り替えした方が良い!
水道代の違いが1ヶ月1,000円前後というのは、毎日お湯を入れ替えた場合と、1か月間同じ水を使って追い炊きした場合の比較です。
追い炊きをするにしても、さすがに1か月間同じ水を使い続けることはないと思います。
衛生面で「かなり問題あり」ですので、なるべくこまめにお風呂の水は張り替えた方がいいですよ。
一人暮らしの場合は、自分以外にお風呂に入る人がいない為、追い炊きでもお湯の張り替えでも、水道光熱費に違いはほとんどありません。
ですので、衛生面を考えると、お湯を入れ替えた方が良いかもしれませんね。
一人暮らしの光熱費の節約法
お風呂の追い炊きとお湯の張り替えで、ガス代の違いはほとんどありませんでしたが、少しでも光熱費を安くする意識は大切ですよね。
そこで、ガス代や電気代の節約方法をそれぞれ3つずつご紹介します。
一人暮らしのガス代の節約方法3選
①お湯の温度を下げる
外の気温が寒いと、どうしてもお湯の温度を高く設定してしまいますよね。
もし、お湯の設定温度を下げられるようであれば、1度でも良いので下げてみると良いですよ。
お湯の温度を1度下げるだけで、1分間で約0.2円の節約になると言われています。
②シャワーを出す時間を短くする
寒い季節は特にですが、シャワーを出す時間が長くなりがちです。
シャワーを出す時間を決めて、その決めた時間内で完結させてしまいましょう。
シャワーを1分短くすれば、約5円節約できると言われています。
※節約を意識するあまり、風邪をひかないよう注意してください。
③ガス会社の変更
最も簡単に節約する方法です。
工事や初期費用も必要なく、インターネットで切り替え手続きをするだけでガス代が安くなります。
ですので、ネットで5分くらいの手続きを済ませれば、あとは自動的に切り替わりますよ。
一人暮らしの電気代の節約方法3選
①電力会社との契約(アンペア)の見直し
電気使用量のお知らせ(検針票)もしくは、WEB明細で、現在契約しているアンペア(A)がわかります。
アンペア数によって、電気の基本料金が異なりますので、アンペアを見直すことで電気代を節約することも可能です。
ですので、契約している電力会社に相談してみると良いですよ。
ただし、関西電力・中国電力・四国電力はアンペア契約でない為、変更することができません。
②コンセントを抜いて待機電力を少なくする
ご存じの方がほとんどだと思いますが、使っていない家電製品のコンセントを抜いて、電気代を節約する方法ですね。
やらないよりはやった方が良い、という程度ですね。
③電力会社の変更
最も簡単に節約する方法です。
ガス会社の変更と同じく、工事や初期費用は必要なく、簡単に切り替えることができます。
※ブレーカーの切替工事が必要なことがありますが、原則費用は無料です。
電力会社とガス会社を変更する際の比較をまとめていますので、↓を参考になさってください。
お風呂のガス代の節約方法 【まとめ】
一人暮らしのお風呂の追い炊きとお湯の張り替え、ガス代にたいして違いはありません。
水道代を含めると追い炊きの方が安くなりますが、衛生面を考えた場合、微妙なところだと思います。
毎月の支払いは、光熱費だけでなく、家賃・食費・通信費・衣服代など、様々な出費があるので少しでも節約したいところですよね。
毎月300円安くなれば、1年間で3600円安くなるので、大きな節約になります。
ガス代や電気代が少しでも安くなるように、上手く光熱費の節約方法を取り入れてみてください。