子供が生まれると、電気代やガス代が一気に高くなりますよね。
夫婦二人で暮らしているときと比べると、倍くらいの料金になることもあります。
家族が一人増えるので、「今までよりは高くなるだろう」と思ってはいたものの、想像以上の高さにビックリされる方も多いようですね。
だからといって、赤ちゃんがいる場合、電気代やガス代の節約には限界があります。
大人だけなら我慢すればいいですが、赤ちゃんがいる場合、そうはいきませんよね。
こんなことで悩んでいませんか?
- 子供が生まれてから、急に光熱費が高くなった
- 電気やガスの請求書を見て金額にビックリした
- 電気代やガス代を安くする方法が知りたい
- 光熱費が高いので家計が圧迫されている
- 他の家庭よりも光熱費が高い気がする
こんな問題を解決する、赤ちゃんがいる家庭でも電気代やガス代を簡単に安くする方法を解説します。
赤ちゃんがいる家庭の電気代(光熱費)を簡単に安くする方法
なにか安くする方法はありますか?
倍くらいまでいかなくても、どこの家庭でも電気代やガス代は高くなってしまいます。
誰でもすぐにできる、簡単に光熱費を安くする方法がありますよ。
赤ちゃんがいる家庭でも簡単にできる電気代(光熱費)の節約方法は、
契約している電気やガス会社の見直しです。
電力会社やガス会社の契約を見直すことが、誰にでもできる一番簡単で効果が大きい方法です!
例えば、東京にお住いの方であれば、東京電力もしくは東京ガスで契約をまとめると、今よりも電気代やガス代が安くなります。
契約をまとめることで、電気やガスの単価が今までより安くなるため、料金が安くなる仕組みです。
安くなる仕組み
100g100円の豚肉が、タイムセールで100g50円で買えるのと同じようなものです。
契約を見直す(電気とガスをまとめる)ことで、ずっとタイムセールをしてくれているような状態になります。
超簡単!電気やガスの契約の変更は自動切り替え!
「電気やガスの契約の見直しをしましょう」と言うと、「面倒」「ややこしそう」といったイメージをお持ちの方も多いです。
ただ、電力会社やガス会社の変更は驚くほど簡単です。
工事や機器の入れ替えをする必要もなく、パソコンやスマホで手続きするだけで簡単に切り替えることができます。
住所や氏名などの必要事項の入力が完了すれば、あとは自動的に切り替わります。
現在契約している会社の解約手続きも不要です。
こまめな電気やガスの節約も大切ですが、契約の見直しは一番ラクで簡単に節約できる方法なので、ぜひ活用してください。
ふだん、野菜やお肉の値段は気にして買い物をしているのに、「なんだかめんどくさそう・・・」という理由で契約の見直しをしていない方は多いです。
ほんの少しの手間(5分~10分の手続き)をかけるだけで、年間10,000円以上安くなることもあるのに、もったいないですよね・・・。
3人家族で赤ちゃんがいる家庭の電気代はどれくらい?
あまりに電気代が高いと、他の家はどれくらい使っているのかが気になりますよね。
総務省統計局の家計調査(2017年)によると、3人家族の平均的な電気代は10,485円です。(ちなみにガス代は5,133円)
赤ちゃんがいる家庭の場合、「うちはそんなに安くない!」と思う方も多いはず。
総務省の統計は、あくまでも平均値です。
ですので、赤ちゃんや小さい子供がいる家庭の場合は、平均値より高くなることの方が多いです。
赤ちゃんがいる家庭の電気代やガス代はなぜ高くなる?
赤ちゃんがいる家庭の電気代が高くなる理由は色々ありますが、一番大きい理由は、エアコンや暖房器具などの利用頻度が上がるためです。
夫婦二人だけの時は、多少の暑さや寒さは我慢できますが、赤ちゃんがいるとそういうわけにもいきませんよね。
室内を快適な環境にするために、エアコン、ヒーターや加湿器などを1日中稼働することも多いと思います。
夏のエアコンの電気代 「つけっぱなし」と「こまめに消す」どちらがお得?
よく夏場になると、「エアコンのつけっぱなしとこまめに消す」電気代問題が取り上げられますよね。
この問題、実は外気温によってどちらが安くなるかが変わってきます。
以下は、空調メーカーのダイキンが行ったテスト結果です。
9:00~18:00は、つけっぱなしのほうが電気代が安い
日中9:00~18:00の外気温の高い時間帯は、「つけっぱなし」の方が「こまめに入り切り」よりも消費電力量が少なくなりました。設定温度と外気温の温度差が大きくなり、「こまめに入り切り」したときの起動時の消費電力量が大きくなったと推察されます。
18:00~23:00は、こまめに入り切りの方が電気代が安い
18:00~23:00の夜の時間帯は、「つけっぱなし」の方が「こまめに入り切り」よりも消費電力量が大きくなりました。外気温が低下して、「こまめに入り切り」したときの起動時の消費電力量が小さくなったためと推察されます。
引用:ダイキン公式サイト
よく、「つけっぱなしの方が・・・」とか、「こまめにON・OFFした方が・・・」と言われていますが、夕方以降(夜)の時間帯は「こまめにON・OFF」した方が良いですね。
ちなみに外出の際は、以下のとおりです。
※日中:9時~18時
※夜 :18時~23時
- 日中は、35分までの外出であれば、エアコンを「つけっぱなし」の方が安い。
- 夜は、18分までの外出であれば、エアコンを「つけっぱなし」の方が安い。
これらを一つの目安として、例えば日中は30分程度の外出ならエアコンをつけっぱなしにし、夜間はこまめに停止させるといった調整を行うことで、お得な運転が出来ると考えられます。
引用:ダイキン公式サイト
近くのスーパーまで買い物に行くくらいの時間であれば、外出時もつけっぱなしにしておくのが良いですね。
冬のエアコン暖房の電気代 「つけっぱなし」と「こまめに入り切り」どちらがお得?
夏場のクーラーほど取り上げられませんが、冬の電気代が高くなる大きな原因の一つ「エアコン暖房」も忘れてはいけません。
エアコン暖房に関しても、ダイキンが「家にいる場合」と「外出する場合」の電力消費量の比較の実験を行っています。
以下は、空調メーカーのダイキンが行ったテスト結果です。
結論
全ての時間帯で、30分間隔で「こまめに入り切り」するよりも「つけっぱなし」にした方が消費電力量は小さく、電気代が安くなりました。
引用:ダイキン公式サイト
次は、外出時や就寝時の電気代についてです。
結論
長時間の外出や就寝時は「つけっぱなし」よりも「こまめに入り切り」がお得!
1日(24時間)で比較しても、「こまめに入り切り」の方が消費電力量は小さいが、わずかな電気代の差で一日中温かい部屋で快適に過ごせることも!引用:ダイキン公式サイト
エアコンや暖房のON・OFFを調整して電気代を節約するのも大切ですが、一番大事なのは体調を崩さないことですよね。
正直、エアコンや暖房のON・OFFを気にしてもそれほど電気代は安くなりません。(最近のエアコンは性能が上がっていて、元々の消費電力が小さいため)
手間がかかる割に見返りが少ないです。
少しの電気代の節約のために体調を崩してしまったら、病院代の方が高くついてしまう可能性もあります。
【まとめ】赤ちゃんがいる家庭の電気代を安くする方法
赤ちゃんが生まれると、電気代(光熱費)が高くなるのは避けられません。
クーラーや暖房器具の利用頻度が増えるので、節約には限界があります。
ですので、一番簡単でラクに電気代やガス代を安くする方法が、契約している会社の見直しです。
手続きするまでは面倒に思うかもしれませんが、いざ手続きしてみると「こんな簡単に切り替えできるんだ」とビックリすると思います。
1ヶ月1,000円安くなれば、1年間で12,000円も節約することができます。
子供が大きくなるにつれ、どんどんお金が必要になってくるので、無駄な出費はおさえて少しでも貯蓄に回しておきたいですよね。
契約の見直しの参考に